日国友の会

ほうちょうしゃげき【放鳥射撃】

読者カード 項目 2020年11月09日 公開

2020年08月30日 とねさん投稿

用例:豆汽車(まめきしや)、木馬(もくば)、魚釣(うをつり)、ぶらんこ、放鳥射擊(ハウテウシャゲキ)、およそ少年少女(せうねんせいぢよ)の遊(あそ)ぶ設備(せつび)がとゝのつてゐて、家族(かぞく)づれの客(きやく)を待(ま)つてゐる。
『大東京遊覧地誌』 1932年 白石實三
語釈:放った鳥を標的として行う射撃。トラップ射撃。

コメント:より古い用例が「斯界」の項にありますが、立項はされていないようです。「放鳥」の語釈にも関わるかもしれません。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ご指摘のように「斯界」に引かれた若月紫蘭『東京年中行事』(1911)に、「春期放鳥射撃大会は、六月の四日大森射撃場に於て行はれ〈以下略〉」とあります。また、「放鳥」の語釈には、放生会の儀式としての意味、繁殖や調査のために鳥を放すという意味の記述のみになっていますね。「放鳥」の語釈も再検討する必要があります。

著書・作品名:大東京遊覧地誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年

著者・作者:白石實三

掲載ページなど:14ページ

発行元:実業之日本社