日国友の会

シュリーレンほう【ー法】

読者カード 用例 2020年11月27日 公開

2020年08月28日 ubiAさん投稿

用例:シュリーレン法といふのは、光の通る媒質の屈折率の異る所を寫眞に寫るやうにする方法で、まあ丁度うまい日當りの時に陽炎が障子にうつつて見えるやうなわけである。
『「光線の壓力」の話』 1936年6月 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(シュリーレンは ドイツ Schlieren しま模様、脈理の意)かげろうのように液体や気体の屈折率の異なる状態を、屈折した光線だけを取出して、特別の装置を用いて目に見えるようにする方法。気流の熱上昇、光学レンズのひずみ観測などに用いられる。

コメント:投稿例(1942)よりもさかのぼります。初出(一九三六、六 漱石全集月報)とあります。

編集部:2019年10月10日付けで、ねじり草さんに、中谷宇吉郎『「茶碗の湯」のことなど』(1942)の例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼります。

著書・作品名:「光線の壓力」の話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1936年6月

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:冬の華 1938年9月10日第1刷発行、1993年10月7日第8刷発行 214ページ本文6行目

発行元:岩波書店