日国友の会

ピアノせん【ー線】

読者カード 用例 2020年11月23日 公開

2020年08月26日 ubiAさん投稿

用例:ピアノ線の兩端に重錘をつけたやうなものを矢鱈と空中へ打ち上げれば
『烏瓜の花と蛾』 1932年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(本来ピアノの弦に用いたところから)炭素量〇・六五~〇・九〇パーセント程度の高炭素鋼を材料とし、最後の線引の際に特殊な熱処理を行なって、強い冷間引抜加工によって線にしたもの。ピアノ・ギターなどの弦のほかワイヤロープ、ばねや機械・建築材料などにも用いられる。

コメント:投稿例(1950)よりもさかのぼります。初出(昭和七年十月、中央公論)とあります。

編集部:2007年9月3日付けで、末広鉄男さんに、佐久間哲三郎『商品科学事典』(1950)の例をご紹介いただいていますが、18年さかのぼります。

著書・作品名:烏瓜の花と蛾

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1932年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆三 1992年2月4日第1刷発行 558ページ本文10行目

発行元:岩波書店