日国友の会

オーバートーン

読者カード 用例 2020年11月12日 公開

2020年08月25日 ubiAさん投稿

用例:要は結局エイゼンシュテインが視覺的陪音(オヴアートーン)と呼び、或は寧ろ視覺的結合音(コンビネーショントーン)と呼ばるべきものを生み出すにあるのである。
『映畫藝術』 1932年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 overtone)(1)音楽で、上音。

コメント:1の語釈の例でしょうか。用例が載っていないので。ルビでの例です。初出(昭和七年八月、日本文學)とあります。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。比喩的な用法だとしても、「倍音」に当てているので、1の「上音」(倍音はその一種)の例ということにしておきましょう。

著書・作品名:映畫藝術

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1932年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆三 1992年2月4日第1刷発行 507ページ本文14行目

発行元:岩波書店