日国友の会

おんこう【音溝】

読者カード 語釈 2020年11月06日 公開

2020年08月24日 ubiAさん投稿

用例:蓄音機の針をレコードの音溝の損所に追込んでガーガーと週期的な不快な音を立てさせたり、〔六〕
『映畫雜感』 1931年6月 寺田寅彦
語釈:レコード盤に刻まれた、音を記録したみぞ。(デジタル大辞泉)

コメント:投稿例(1953)よりも遡ります。寺田寅彦全集第6巻(1961年3月7日第1刷発行、1976年8月10日第3刷発行) 92ページ下段本文10行目では「音溝(おんこう)」とルビがあります。採集した本ではルビはないので、現代表記化とともにルビが振られたものではないかと思います。読みがわかる例としては1961ですが、項目の1931の例として投稿します。初出(昭和六年十月、中央公論)とあります。

編集部:2006年11月18日付けで、nanyakaya さんに、高城重躬『LP事典』(1953)の例をご紹介いただいていますが、22年さかのぼります。

著書・作品名:映畫雜感

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1931年6月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆三 1992年2月4日第1刷発行 434ページ本文6行目

発行元:岩波書店