日国友の会

いわえのぐ【岩絵具】

読者カード 用例 2020年10月07日 公開

2020年08月20日 ubiAさん投稿

用例:凡てが岩繪具で描いた繪のやうに明るく美しい色彩をしてゐる。〈一・夢〉
『三斜晶系』 1935年11月 寺田寅彦
語釈:〔名〕天然の鉱物を細粉にし精製、乾燥させた絵の具。非水溶性。群青(ぐんじょう)類と緑青(ろくしょう)類の二系統がある。東洋画に用いる。近年、人工のものもある。岩物(いわもの)。

コメント:第二版の用例(1972)より遡ります。初出(昭和十年十一月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、秦恒平『閨秀』(1972)の例が添えられていますが、37年さかのぼります。

著書・作品名:三斜晶系

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1935年11月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆五 1992年4月3日第1刷発行 620ページ本文9行目

発行元:岩波書店