日国友の会

さいこうすいじゅん【最高水準】

読者カード 用例 2020年09月29日 公開

2020年08月17日 ubiAさん投稿

用例:最高水準を下げると同時に最低水準も下がるといふのは自然の變異(ヴエリエーシヨン)の方則であるから、
『災難雜考』 1935年7月 寺田寅彦
語釈:〔名〕物事の価値や働きなどで、その標準や程度が最も高いこと。

コメント:辞典からの第二版の例(1886)ほど古い例ではありませんが、辞典以外の例(1954)よりも遡り、最低水準とセットになっている例なので投稿します。初出(昭和十年七月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が早いのですが、文例としては、山本健吉『俳句の世界』(1954)よりも19年さかのぼりますね。

著書・作品名:災難雜考

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1935年7月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆五 1992年4月3日第1刷発行 476ページ本文12行目

発行元:岩波書店