日国友の会

ニッパ

読者カード 用例 2024年03月07日 公開

2020年07月03日 古書人さん投稿

用例:水牛〈略〉印度水牛と人生との関係〈略〉マニラに來て、旅客が一番に氣の付くのは、ニッパ(著者註、水の多い所に生える棕櫚の一種である)の家と、蝉の羽のやうな婦人の衣服と、角の大きなカラバオと云ふ水牛である〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・有蹄類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕(マライ nīpah)「ニッパやし(—椰子)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、梅崎春生『日の果て』(1947)の例が添えられていますが、さらに、12年さかのぼります。ちなみに、「ニッパ椰子」の語釈は「ヤシ科の植物。東南アジアおよびオーストラリアの水中の泥湿地帯に生える。幹は直立せず泥中を横にはう。葉は地面から出て叢生し、光沢のある緑色で長さ三~一〇センチメートルの披針形をした羽状葉。雌雄同株。肉穂花序は長さ一~二メートルで雌雄別々に直立し、雌花は頭状で大きい。果実は黒褐色の扁平な倒卵形で食用、葉は屋根葺きやかご・むしろの材料とされる。花柄から採取した液を飲用とし、また砂糖をつくる。ニッパ。学名はNipa fruticans」となっています。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:179ページ1行目

発行元:受験研究社