日国友の会

あだしの【仇野・徒野・化野】

読者カード 用例 2024年02月15日 公開

2020年06月14日 古書人さん投稿

用例:化野(あだしの) むしよ也〔嵯峨并ニ愛宕山へノ道名所〕
『諸国案内旅雀(四)』 1701年 吉田幸一(蔵)
語釈:【一】京都市右京区嵯峨、小倉山のふもとにあった葬送の地。中古、火葬場があり、東山の鳥辺山と併称された。法然房源空が常行念仏の道場とした念仏寺があり、その墓所には、周辺から出土した七五〇〇もの地蔵や小石塔が明治時代に集められ、無縁仏として祀られている。八月の地蔵盆には千灯供養が行なわれる。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、『徒然草』と俳諧『大坂独吟集』(1675)の例が添えられていますが、「化野」を当てた確例として貴重ですね。

著書・作品名:諸国案内旅雀(四)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1701年

著者・作者:吉田幸一(蔵)

掲載ページなど:286ページ2行目

発行元:古典文庫