日国友の会

こうふくじ【興福寺】

読者カード 用例 2024年02月06日 公開

2020年06月07日 古書人さん投稿

用例:ならより丹波市へ〈略〉▲春日社二社春日山の上を三笠山と云 社南向 鳥居迄ハ十七八町有 鳥居ハこうぶく寺の巽ノ角に有〔京より奈良長谷并ニはつせよりよしのへノ道〕
『諸国案内旅雀(四)』 1701年 吉田幸一(蔵)
語釈:(古くは「こうぶくじ」)奈良市登大路町にある法相(ほっそう)宗の大本山。南都七大寺の一つ。天智天皇八年(六六九)藤原鎌足の夫人鏡女王(かがみのおおきみ)が、山城国山階(京都市山科区)に山階寺(やましなでら)を創建したのにはじまる。天武天皇元年(六七二)大和国高市郡厩坂(うまやさか=奈良県橿原市)の地に移して厩坂寺と呼ばれた。和銅三年(七一〇)平城京遷都に伴い、鎌足の子不比等が現在地に移し、現名に改めた。以後藤原氏の氏寺として栄え、衆徒は延暦寺の山法師に対して奈良法師といわれ、北嶺・南都と並称されて恐れられた。現存する建物は鎌倉時代以後の再建で東金堂、北円堂、三重塔、五重塔が国宝。また、国宝館には重要文化財、国宝を多数所蔵する。南円堂は西国三十三所の第九番札所。

コメント:「こうぶくじ」の事例です

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:諸国案内旅雀(四)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1701年

著者・作者:吉田幸一(蔵)

掲載ページなど:258ページ4行目

発行元:古典文庫