日国友の会

しょうめんをきる【正面を切る】

読者カード 用例 2023年12月05日 公開

2020年05月03日 古書人さん投稿

用例:肝腎の正念場では総て仕種を辨慶に譲り、頓と素知らぬ振を仕て居る、時には正面(シャウメン)を切(キ)って居ることもあった。〔雑録・二名優(下)中村仲蔵〕
『文藝倶楽部(第二巻第七編)』 1896年6月10日 贋阿彌
語釈:(2)遠回しに言ったり、遠慮したりしないで、直接にはっきりと行なう。多く、「正面切って」などの形で副詞的に用いられる。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、水上滝太郎『大阪の宿』(1925-26)の例が早いのですが、30年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第七編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年6月10日

著者・作者:贋阿彌

掲載ページなど:195ページ下段後ろから6行目

発行元:博文館