日国友の会

てんせい【点睛】

読者カード 用例 2023年07月25日 公開

2020年01月12日 古書人さん投稿

用例:蓋シ點晴(テンセイ)ノ模様ニ因リテ全畫忽チ死スルヲ以テ最後ニ及テ筆ヲ下ナリ、〔文法綱領〕
『漢文作法明辨(巻之上)』 1883年 編纂人 安田敬齋
語釈:〔名〕(「睛」はひとみ。中国の張僧繇(ちょうそうよう)が、龍を描き、最後にひとみを描き入れると龍が天に飛び去ったという「歴代名画記‐七」の故事から)動物を描いて、最後にその目にひとみを描き入れて絵を完成させること。転じて、欠くことのできない重要な点を最後に加えて、物事を完成すること。→画龍点睛(がりょうてんせい)。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、夏目漱石『幻影の盾』(1905)の例が早いのですが、さらに、22年さかのぼります。

著書・作品名:漢文作法明辨(巻之上)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1883年

著者・作者:編纂人 安田敬齋

掲載ページなど:13丁オ4行目

発行元:出版人 野村秀太郎