日国友の会

まいぎょく【埋玉】

読者カード 用例 2023年06月23日 公開

2019年11月26日 古書人さん投稿

用例:加藤紫芳、亦掛替なき愛娘を亡ふて、埋玉(マイギョク)沈珠の情に堪へず、彫傷心に入りて、耳疾(じしつ)を發し、〔雑報・浪花文壇の消息〕
『文藝倶楽部(第二巻第五編)』 1896年4月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕(中国、晉の庾亮が葬られる時、何充がこれを悼んで、玉樹を埋めるようだと言ったという「晉書‐庾亮伝」の故事から)惜しい人材や美人の死を悼んでいう語。ばいぎょく。

コメント:和文例がないので

編集部:第2版では、漢籍『書言故事』の例が引かれているだけですね。もっとも、この場合は「沈珠」と続けて用いられているので、むしろ字義通りの意味ととらえるべきかも知れません。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第五編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年4月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:235ページ下段11行目

発行元:博文館