日国友の会

きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】

読者カード 用例 2023年05月21日 公開

2019年10月09日 古書人さん投稿

用例:俗諺にも聞(キ)くは一時(トキ)の耻(ハヂ)知(シ)らぬは一代(タイ)の耻(ハヂ)といへば、飽までも忍耐して如何なる鄙しき者にも問ふべくば必ず問ふべし。〔問ふことの價値・幸田露伴〕
『小国民(第5年第3号)』 1893年2月1日 幸田露伴
語釈:知らない事を聞くのは、その場は恥ずかしい気がするが、聞かずに知らないままに過ごせば、生涯恥ずかしい思いで過ごさなければならないということ。

コメント:完全一致の事例ではありませんが、辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、『諺苑』(1797)の例「聞はその時の恥きかぬは一生の恥」が早く、文章例としては仮名垣魯文『西洋道中膝栗毛』(1870-76)の例「聞(キク)は一時(イットキ)のはぢきかぬは万代(バンダイ)の筈(ハヂ)」がそえられています。

著書・作品名:小国民(第5年第3号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1893年2月1日

著者・作者:幸田露伴

掲載ページなど:5ページ上段後ろから1行目ー下段1行目

発行元:学齢館