日国友の会

はんざ【半座】

読者カード 用例 2020年01月24日 公開

2019年09月05日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一〇・寿命不可量詩序〈大江以言〉〕
至夫釈尊之分半座、多宝之現全身、限数難知、羅漢之位猶暗、辺際不測、惟越之地未明者也。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(1)仏語。一座席の半分。特に、法華経に、釈迦の教えの真実を証明するために多宝仏が出現して、多宝塔中の座の半分を譲ったその半分をいう。また、死後浄土で蓮の台に一緒に座るといわれるその席の半分。

コメント:

編集部:第2版では、『正法眼蔵』(1231-53)の例が早く、仏典は『法華経』から引かれています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:294ページ下段後ろから4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店