日国友の会

けつるい【血涙】

読者カード 用例 2020年01月07日 公開

2019年09月02日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一四・在原氏為亡息員外納言四十九日修諷誦文〈大江朝綱〉〕
妾少後所天、独流血淚於眼泉、老哭愛子、誰抽紫筍於雪林。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(「韓非子‐和氏」に、王に献じた玉璞(ぎょくはく)がただの石と見なされた上、足切りの刑にあった和氏について「抱其璞而哭於楚山之下、三日三夜、泣尽而継之以血」とあるのにもとづく)ひどい悲しみやいきどおりのために出る涙。血のなみだ。

コメント:

編集部:第2版では、『日葡辞書』(1603-04)の例が早く、漢籍は陸機『贈弟士龍詩』が引かれています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:376ページ下段10行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店