日国友の会

かまくらさいこ【鎌倉柴胡】

読者カード 用例 2023年03月03日 公開

2019年07月31日 古書人さん投稿

用例:柴胡 微寒。味苦。鎌倉柴胡。河原柴胡。鎌倉ヲ本トス。〔巻之下〕
『薬経太素』 1661-73頃か年
語釈:〔名〕植物「みしまさいこ(三島柴胡)」の古名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『大和本草』(1709)の例が早いのですが、さらに、36年さかのぼります。ちなみに、「三島彩湖」の語釈は「セリ科の多年草。各地の山地の草地に生える。高さ約一メートル。根は太く黄褐色を帯びる。葉は線形で縦に数本の平行脈がある。秋、枝先に黄色い小さな五弁花が群がってつく。根を乾燥したものを柴胡(さいこ)といい解熱薬に用いる。和名は、伊豆国(静岡県)三島で生薬として取引されたことによる。漢名、茈胡・柴胡。かまくらさいこ。学名はBupleurum scorzonerifolium var. stenophyllum 」となっています。

著書・作品名:薬経太素

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1661-73頃か年

著者・作者:

掲載ページなど:353ページ下段7行目〔『続群書類従 第三十輯下 雑部』巻891、1989〕

発行元:続群書類従完成会