日国友の会

ほうそう【疱瘡】

読者カード 用例 2019年08月12日 公開

2019年06月05日 若桜木虔さん投稿

用例:京師及畿外多患皰瘡。死者甚衆。天平九年及弘仁五年有此瘡患。今年復不免此疫而已。〈仁寿三年(853)二月庚寅晦〉
『日本文徳天皇実録』 853年 藤原基経・菅原是善・都良香ら
語釈:〔名〕天然痘の別称。また、種痘やその痕をさしてもいう。疱痘。

コメント:

編集部:「皰瘡」とも書いたことは、「表記」欄に典拠として『色葉字類抄』『書言字考節用集』が示されていることからもわかります。用例としては『台記』康治二年(1143)5月7日付け記事が早い例として添えられています。漢籍は引かれていませんが、諸橋『大漢和辞典』も『和名類聚抄』と『和漢三才図会』を引くのみです。

著書・作品名:日本文徳天皇実録

媒体形式:その他

刊行年(月日):853年

著者・作者:藤原基経・菅原是善・都良香ら

掲載ページなど:498ページ後ろから4行目〔『国史大系 第3巻』、1897-1901〕

発行元:経済雑誌社