日国友の会

げんまいじょしょく【衒売女色】

読者カード 用例 2019年07月03日 公開

2019年05月26日 若桜木虔さん投稿

用例:其俗天下衒賣女色之者、老少堤結、邑里相望、維舟門前、遲客河中。〔九・見遊女詩序〈大江以言〉〕
『本朝文粹』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕「げいまいにょしき(衒売女色)」に同じ。

コメント:

編集部:第2版では、「げんまいにょしき」には確例のみ揃えており、近世以降の例が確認されます。この場合は確例ではないので、近世以前の読みの確かな例として『文明本節用集』が引用されている「げんまいじょしょく」にしておきます。ちなみに、「げんまいにょしき」の語釈は「色を売ること。また、その女。売笑婦。淫売婦。遊女。げんまいじょしょく。げんまいにょしょく。」となっています。さらに、岩波の新日本古典文学大系では、「女色(じょしょく)を衒(てら)い売(う)る」と読み下しています。

著書・作品名:本朝文粹

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:272ページ下段〔新日本古典文学大系27〕

発行元:岩波書店