日国友の会

やみじる【闇汁】

読者カード 用例 2019年03月01日 公開

2019年01月07日 ねじり草さん投稿

用例:大口に胃散頬張りたる後、さあ来いと闇汁(ヤミジル)の鍋にむかひて、競食べの賭を試みると
『ひかへ帳』 1898年 斎藤緑雨
語釈:〔名〕冬などに、持ち寄った食物を鍋で煮て、灯火を消した暗闇の中で食べること。また、その料理。何がはいっているかわからないのを食べて興じるもの。闇鍋。闇の夜汁。《季・冬》

コメント:さかのぼります。127頁に明治31年1月20日~12月20日「太陽」第4巻2号~25号とあります。

編集部:第2版では、徳富蘆花『思出の記』(1900-01)からの例が早いのですが、さらに、3年ほどさかのぼることになります。(『太陽』第4巻23号、ひかへ帳八、109ページ上段6行目)

著書・作品名:ひかへ帳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年

著者・作者:斎藤緑雨

掲載ページなど:110ページ〔坪内祐三・南伸坊編『明治の文学 第15巻 斎藤緑雨』、2002〕

発行元:筑摩書房