日国友の会

いちまいかんばん【一枚看板】

読者カード 用例 2019年03月01日 公開

2019年01月06日 ねじり草さん投稿

用例:一枚看板はもとより承知の、それは御ふだん着とそら/″\しきが茶屋者の習ひなれど
『ひかえ帳』 1898年 斎藤緑雨
語釈:〔名〕(4)(武家で中間(ちゅうげん)、小者(こもの)などに給する法被(はっぴ)を「かんばん」と呼んだところから)一枚の着物のほか、着がえ、または他に見せられるような着がえがないこと。また、その一枚しかない着物。一張羅(いっちょうら)。

コメント:さかのぼります。127頁に明治31年1月20日~12月20日「太陽」第4巻2号~25号とあります。

編集部:第2版では、夏目漱石『吾輩は猫である』(1905-06)からの例が早いのですが、さらに、8年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:ひかえ帳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年

著者・作者:斎藤緑雨

掲載ページなど:92ページ〔坪内祐三・南伸坊編『明治の文学 第15巻 斎藤緑雨』、2002〕

発行元:筑摩書房