日国友の会

そうはとんやでおろさない【そうは問屋で卸さない】

読者カード 用例 2021年12月07日 公開

2018年12月16日 古書人さん投稿

用例:どうしてどうしてソウ安々と問屋では卸さない。一体或る学校を卒業して、直ぐに棚から牡丹餅の落ちたといふことは、過渡時代の夢である。
『南紀人材論』 1914年11月15日 下村 宏
語釈:(そんなに安い値段では問屋が卸し売りをしない、元値を割ってまで売るわけにはいかない、の意から)相手の注文どおりに応ずるわけにはいかない。そんなにたやすくできるものではない。また、そう簡単にはさせない。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:第2版では、田山花袋『春潮』(1903)から引かれている「さう安くは問屋では卸さん」が早いのですが、この例は「そう安安と問屋では卸さない」となっていますね。

著書・作品名:南紀人材論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年11月15日

著者・作者:下村 宏

掲載ページなど:363ページ

発行元:紀伊毎日新聞社