そうはとんやでおろさない【そうは問屋で卸さない】
読者カード 用例 2021年12月07日 公開
| 用例: | どうしてどうしてソウ安々と問屋では卸さない。一体或る学校を卒業して、直ぐに棚から牡丹餅の落ちたといふことは、過渡時代の夢である。 |
|---|---|
| 『南紀人材論』 1914年11月15日 下村 宏 | |
| 語釈: | (そんなに安い値段では問屋が卸し売りをしない、元値を割ってまで売るわけにはいかない、の意から)相手の注文どおりに応ずるわけにはいかない。そんなにたやすくできるものではない。また、そう簡単にはさせない。 |
コメント:僅かですが遡ります
編集部:第2版では、田山花袋『春潮』(1903)から引かれている「さう安くは問屋では卸さん」が早いのですが、この例は「そう安安と問屋では卸さない」となっていますね。
著書・作品名:南紀人材論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1914年11月15日
著者・作者:下村 宏
掲載ページなど:363ページ
発行元:紀伊毎日新聞社
