日国友の会

ぎったんばったん

読者カード 項目 2019年01月07日 公開

2018年11月14日 ねじり草さん投稿

用例:ギッタン・バッタンの両端に立つたやうな僕たち二人にも平衡な状態が時々与へられた。
『公園前』 1940年 三島由紀夫
語釈:〔名〕「ぎったんばっこん」に同じ。

コメント:方言用例として。ただ「ぎったんばっこん」よりこちらが一般的と思ったので、私のまわり数人に聴いたところ、「ばっこん」は千葉出身の70代女性だけ、20代の看護師さんには「シーソーのみ。公園に今はない」といわれました。700-701頁に昭和15年とあります。

編集部:第2版では、「ぎったんばっこん」の方言異形として、「背中合わせに手を組み、交互に後ろの子を背負う遊び」の意の資料として長野県佐久市のものが、「水力によって米をつく仕掛け。また、それを業とするもの」の意の資料として長野県小県郡、岐阜県飛騨の資料がそれぞれ添えられています。

著書・作品名:公園前

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:三島由紀夫

掲載ページなど:299ページ〔『決定版三島由紀夫全集15』、2002〕

発行元:新潮社