日国友の会

しこしこ

読者カード 用例 2018年12月23日 公開

2018年10月26日 ねじり草さん投稿

用例:勝子は母親から送つて貰つた豆金糖を机の上に置いて、その草色した、シコ/\した菓子を割つて食べながら、物を書く為に紙を展げた。〈六十九〉
『春』 1908年 島崎藤村
語釈:〔副〕(「と」を伴って用いることもある)(3)弾力があって、噛(か)むと歯ごたえのあるさまを表わす語。

コメント:さかのぼります。443頁に明治41年(1908)4月7日から同年8月19日まで『東京朝日新聞』に連載とあります。

編集部:2005年9月12日付けで、ぽんちさんに、獅子文六『てんやわんや』(1949)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、41年さかのぼることになります。

著書・作品名:春

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1908年

著者・作者:島崎藤村

掲載ページなど:131ページ〔『藤村全集 第三巻』新装版、1973〕

発行元:筑摩書房