日国友の会

じぞく【寺族】

読者カード 項目 2018年10月22日 公開

2018年10月16日 ふぃろそふとさん投稿

用例:法主(ほっす)の巡教 本派本願寺法主大谷光瑞伯は信徒の信仰を増進し住職坊守寺族を教養するの目的を以って来十月下旬より四国を巡教すべし
『本派本願寺の三計画 巡教と布教と財産整理』 1911年8月21日 朝日新聞
語釈:〔名〕寺院の住職の家族のこと。

コメント:仏教関係で明治以降使われてきた語ですが、最近も住職の家族の訃報や仏教界のジェンダー問題でよく出現するようです。

編集部:第2版では、立項されませんでした。国会会議録では4件ほどヒットして、『第43回衆議院文教委員会議録-10号』(1963年3月13日)に山口鶴男委員の発言「住職がなくなった寺族の方が年が小さい、宗則によって特命兼務住職というものが任命されて、あるお寺に入ってきた」という例が早い例となっています。新しいところでは、永福一成『月をさすゆび』(2015)に「副業として僧籍を得ようとしている寺族の俺よりもよほど信心が篤かった」などという例もあります。

著書・作品名:本派本願寺の三計画 巡教と布教と財産整理

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1911年8月21日

著者・作者:朝日新聞

掲載ページなど:

発行元:朝日新聞社