日国友の会

しょっかん【触感】

読者カード 語釈 2018年11月03日 公開

2018年10月15日 天逆大童さん投稿

用例:飮食物の外觀、香氣が味覺に關與することの深いことは前述の通りであるが、又音感、觸感、温度感の影響も忘れることは出來ない。…(中略)…クラゲ、ナマコ、木耳等の酢の物、カズノコ、蒟蒻の如く所謂齒切れのよいものは、その音感と觸感との兩面から食慾を唆るものである。バター、クリーム、ジユンサイの幼芽、麺類等の軟滑感、其の他食物の堅さの度合、淸涼飮料水、ビールの炭酸瓦斯の刺激、淸酒、味淋の口中の「スベリ」等の觸感は確かにその旨さや淸涼味を助けるものがある。
『釀技指針 喇酒と喇猪口の規矩〔釀造學雜誌 9(12)〕』 1931年12月15日 鳥取税務署鑑定課長 水間助市
語釈:口内の触覚。

コメント:遡ります。

編集部:2006年10月4日付けで、江東遊民さんに、有本邦太郎『調理科学』(1952)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、21年さかのぼることになります。

著書・作品名:釀技指針 喇酒と喇猪口の規矩〔釀造學雜誌 9(12)〕

媒体形式:その他

刊行年(月日):1931年12月15日

著者・作者:鳥取税務署鑑定課長 水間助市

掲載ページなど:906頁15-21行目

発行元:大阪釀造學會