日国友の会

たんしろん【単子論】

読者カード 用例 2021年03月23日 公開

2018年09月03日 古書人さん投稿

用例:(1)映画の単子論とも目す可き純粋映画絶対映画がある。
『現代映画美学の問題の瞥見(映画評論(第5巻6号)より)』 1928年11月28日 稲垣一穂
語釈:【一】〔名〕宇宙が単一・不可分の元素的単子からなる合成体であるとする学説。→【二】。〔普通術語辞彙(1905)〕

コメント:比喩としての事例です

編集部:語釈が抽象的にすぎますが、要するにこの単子はライプニッツの「モナド」で【二】に「単子(モナド)は物質的原子とちがって、延長・形・可分性を持たず、それぞれが全く独立で自律的に変化していくが、宇宙の統一的な相互対応関係は神によって互いに調和するようにあらかじめ定められているとする」とあります。その比喩的用法として面白いですね。

著書・作品名:現代映画美学の問題の瞥見(映画評論(第5巻6号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1928年11月28日

著者・作者:稲垣一穂

掲載ページなど:427ページ

発行元:映画評論社