すくっと
読者カード 項目 2018年10月13日 公開
| 用例: | 嬌柔き身ながら烈女の念力聳然(すくつ)とばかりに立つより早く刃の下を潜り |
|---|---|
| 『竪琴草紙』 1885年 山田美妙 | |
| 語釈: | 〔副〕勢いよく立ち上がるさま。まっすぐ、すっと立つさま。〈cf.三省堂『大辞林 第三版』"すっくと"〉 |
コメント:項目がなかったので。56頁に明治18年5月「我楽多文庫」とあります。
私の所持している辞典で「すくっと」が立項されていたのは『プログレッシブ和英中辞典』初版だけで、「すっくと」の中に入れてあるのが『大辞林』と『例解新国語辞典』七版でした。
私のまわりの5人にアンケートしたところ「すっくと」2人「すくっと」3人でした。
「すっくと」には決意が感じられますが「すくっと」にはそれはなく軽い感じがします。また「すっくと」はやや時代がかった感じもしますが、娘は漫画の吹き出しにはどちらも使わないといいます。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。「すっくと」「すくと」は見出しになっています。
著書・作品名:竪琴草紙
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1885年
著者・作者:山田美妙
掲載ページなど:39-40ページ〔坪内祐三・嵐山光三郎編『明治の文学 第10巻 山田美妙』、2001〕
発行元:筑摩書房
