日国友の会

うんた【雲太】

読者カード 項目 2018年08月19日 公開

2018年08月15日 明日の風さん投稿

用例:平安時代に京都の都で貴族の子どもの教育に使われた口遊(くゆう、「くちずさみ」とも読む)という、一種の教科書がある。---この口遊の中で、当時の大きな建物をまず覚えやすい呼び方で言っている。どういう言い方をしているかと言うと、『雲太、和二、京三』との言い方をしている。どういう意味かというと、当時の巨大建物、大廈という言葉を使っているので巨大というだけではなく高いという意味なのだが、高い建物の太郎、一番は出雲大社の神殿である『雲太』である。二番目が『和二』で、奈良の東大時の大仏殿、これは注釈が書いてある。『京三』は平安京の大極殿、これは三番目にすぎない。そういうことがいわれていた。〈第4章 木の文化・森の文化 七〉
『ぼくの考古古代学』 2005年3月25日 森浩一
語釈:用例文が語釈を兼ねる。後世の坂東太郎、筑紫二郎、四国三郎などと同様、当時の大廈の高さの順位を示す。

コメント:日本文化・考古学上の重要事項
「口遊」源為憲(970)「雲太 和二 京三」

編集部:別途、『口遊』からの投稿カードを掲げます。

著書・作品名:ぼくの考古古代学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):2005年3月25日

著者・作者:森浩一

掲載ページなど:P98L14---P99L15

発行元:NHK出版