日国友の会

ちゃどくが【茶毒蛾】

読者カード 用例 2018年10月09日 公開

2018年08月13日 ねじり草さん投稿

用例:椿の木の、あっちこっちの葉に、大分育った茶毒蛾の幼虫が、二、三十匹ずつ整然と並んで貼りついている。
『まぼろしの記』 1961年 尾崎一雄
語釈:〔名〕ドクガ科の小形のガ。はねの開張三センチメートルくらい。体・はねともに黄色で前ばねに二個の黒点があり、雄はやや小さく、はねに黒みを帯びることがある。幼虫は「ちゃけむし」と呼ばれ、チャ・ツバキ・サザンカなどの葉を食べる害虫。幼虫・成虫ともに毒毛をもち、触れるとひどく痛む。卵で越冬し、幼虫は四月頃、成虫は七〜一〇月頃現われる。本州以南、朝鮮、台湾、中国に分布。ちゃのけむしちょう。学名はEuproctis pseudoconspersa

コメント:用例がなかったので。巻末年譜534頁に1961年8月「まぼろしの記」(群像)発表とあります。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:まぼろしの記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1961年

著者・作者:尾崎一雄

掲載ページなど:395ページ〔『現代日本文学館25 滝井孝作・牧野信一・尾崎一雄』、1969〕

発行元:文藝春秋