日国友の会

ごもく【五木】

読者カード 用例 2020年10月09日 公開

2018年08月06日 古書人さん投稿

用例:木ニ五木アリ。
『麈滴問答』 1325頃年
語釈:〔名〕(「もく」は「木」の呉音)(1)「ごぼく(五木)(1)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:「ごぼく」の例としてご投稿いただきましたが、文脈上「ごもく」と判断しました。第2版では、『大乗院寺社雑事記』文明6年(1474)9月10日付け記事の例が早いのですが、149年ほどさかのぼります。ちなみに、「ごぼく(五木)(1)」の語釈は「五種の木。特に江戸時代、領主が伐採を禁じた有用樹(保護樹)。中には七木、九木を禁木に指定した藩もあるが、尾張藩の木曾山では、檜、椹(さわら)、明檜(あすひ)、子(ねずこ)、高野槇(こうやまき)の五木を停止木(ちょうじぼく)として厳しく取締った。「県令須知」には、桑、槐(えんじゅ)、楡(にれ)、柳、楮(こうぞ)を五木としているが、これは木性に毒のない樹木を指す。ごもく」となっています。

著書・作品名:麈滴問答

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1325頃年

著者・作者:

掲載ページなど:214ページ下段2行目〔「続群書類従 巻第九百三十六」(第32輯上)、1925〕

発行元:続群書類従完成会