日国友の会

じょうかそう【浄化槽】

読者カード 用例 2018年09月02日 公開

2018年06月09日 ねじり草さん投稿

用例:浄化槽の役割は、腐敗と酸化の両作用に依ると言われている。
『詩人便所を洗う』 1938年 山之口貘
語釈:〔名〕終末に下水処理場を持たない地域で、屎尿などを沈殿分離・無機物化し、有毒菌を殺して放流、もしくは吸い込ませる槽。屎尿浄化槽。

コメント:さかのぼります。巻末の掲載誌一覧に「中央公論」1938年9月号とあります。用例としては同ページの「この浄化槽の中には、人間どもの糞尿がいっぱい詰まっているわけだ」の方が私は好きなのですが。

編集部:2005年3月7日付けで、末広鉄男さんに、木村幸一郎『すまいの話』(1948)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼることになります。

著書・作品名:詩人便所を洗う

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1938年

著者・作者:山之口貘

掲載ページなど:32ページ〔『山之口貘全集 第二巻 小説』、1975〕

発行元:思潮社