日国友の会

クロイツェルソナタ

読者カード 用例 2018年06月07日 公開

2018年06月03日 ぽんちさん投稿

用例:これらの話は、柳家小さんの落語のごとく、クライスラーのクロイツェルソナタのごとく実に何度となく同じ聴衆の前に繰返されて、そうしてその度ごとに新しくその聴衆を喜ばしたものである。
『重兵衛さんの一家』 1933年1月 吉村冬彦
語釈:〔一〕(洋語 ドイツ Kreutzer + イタリア Sonata)室内楽曲。ベートーベン作曲。バイオリン‐ソナタ第九番、イ長調、作品四七。一八〇三年作。友人のバイオリン奏者クロイツェルに献呈されたベートーベンの室内楽曲中の代表作の一つ。

コメント:紹介されている例よりも若干早いので。青空文庫の書誌によれば、初出は「婦人公論 第十八年第一号」(1933年1月1日)である由。

編集部:2018年3月27日付けで、ねじり草さんに、内田百閒『無絃琴』(1934)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:重兵衛さんの一家

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年1月

著者・作者:吉村冬彦

掲載ページなど:青空文庫〔『寺田寅彦全集 第一巻』、1996〕

発行元:岩波書店