日国友の会

こうざは【講座派】

読者カード 用例 2018年06月03日 公開

2018年05月25日 ぽんちさん投稿

用例:日本ファシズムの台頭と〔共産〕党の退場とに基いて始まったものは、俗称又自称「労農派」又は之に接近した立場の「講座派」(又「封建派」)に対する批評である。
『現代日本の思想対立』 1936年12月 戸坂潤
語釈:〔名〕わが国の社会科学の一学派または潮流。昭和七年(一九三二)から翌年にかけて刊行された「日本資本主義発達史講座」の主要な執筆者である野呂栄太郎、平野義太郎、山田盛太郎、羽仁五郎、服部之総などに代表される。日本資本主義における封建遺制の残存を強調し、雑誌「労農」(一九二七年創刊)によった山川均、荒畑寒村、大内兵衛らのいわゆる労農派と日本資本主義論争を展開した。

コメント:紹介されている例よりも古い。年代は青空文庫の書誌に、「現代日本の思想対立」今日の問題社 1936(昭和11)年12月とあるのによる。

編集部:2016年11月5日付けで、古書人さんに、東京大学新聞研究会編『世界新語辞典』(1949)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼることになります。

著書・作品名:現代日本の思想対立

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1936年12月

著者・作者:戸坂潤

掲載ページなど:青空文庫(『戸坂潤全集 第五巻』、1967)

発行元:勁草書房