日国友の会

ほんぞうがく【本草学】

読者カード 用例 2019年11月22日 公開

2018年03月20日 古書人さん投稿

用例:翻って当時の本草学(ホンサウガク)を攻め、農政を議する者の行動を窺へば、真に経済の原則より立論(りつろん)して、蟲害は豊凶を左右し、豊凶は人心を柔剛ならしむるを以て、
『論説 ◎過去に於ける日本の蟲害(其二)(「昆蟲世界」(第5巻第44号)より)』 1901年
語釈:〔名〕中国の薬物学で、薬用とする植物、動物、鉱物につき、その形態、産地、効能などを研究するもの。薬用に用いるのは植物が中心で、本草という名称も「草を本とす」ということに由来するという。神農氏がその祖として仮託されるが、古来主として民間でのさまざまな経験が基礎となって発展したもので、梁の陶弘景、唐の陳蔵器らが各時代の整理者として名高く、明にいたって、李時珍によって集大成された。日本では奈良朝以降、遣唐使によって導入され、江戸時代に全盛をきわめた。貝原益軒以後は、中国本草書の翻訳、解釈などにとどまらず、日本に野生する植物・動物などの博物学的な研究に発展し、明治に至って、主に植物学、生薬学に受け継がれた。赭鞭(しゃべん)の学。本草。

コメント:和文例がないので

編集部:第2版では、確例が入りませんでした。

著書・作品名:論説 ◎過去に於ける日本の蟲害(其二)(「昆蟲世界」(第5巻第44号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1901年

著者・作者:

掲載ページなど:3ページ

発行元:名和昆虫研究所