日国友の会

まるぼうろ【丸—】

読者カード 項目 2018年05月01日 公開

2018年03月06日 ねじり草さん投稿

用例:でも祖父は私たちが這入って行くと大変喜んで、決まって看護婦に言付けて枕許のガラスの深い蓋物に入った、大きいマルボール(パン菓子)を取出してくれる。
『晩年の父』 1935年 小堀杏奴
語釈:佐賀県佐賀市の名物菓子。小麦粉、鶏卵、砂糖を主原料に平丸型に焼き上げた南蛮菓子。「丸芳露」「丸房露」とも。 〈cf.『デジタル大辞泉プラス』より〉

コメント:項目がなかったので。194頁に昭和10年11月15日記とあり、223頁に底本には『晩年の父』(昭和11年2月、岩波書店刊)とあります。(昭和10年=1935)

編集部:第2版では、立項されませんでした。語形末尾が違いますが、取り敢えず、「まるぼうろ」の異形とみておきましょう。「ぼうろ」はポルトガル語「bolo」由来と思われますが、諸説あるようです。

著書・作品名:晩年の父

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年

著者・作者:小堀杏奴

掲載ページなど:188ページ〔小堀杏奴『晩年の父』、1981〕

発行元:岩波書店