日国友の会

チリしょうせき【ー硝石】

読者カード 用例 2019年09月03日 公開

2018年01月04日 古書人さん投稿

用例:知利硝石ハ硝酸及ビ硝石ノ製造、植物ノ培養等ニ汎用ス
『無機化学 後編』 1888年5月15日 丹波敬三
語釈:〔名〕(南米のチリに多く産出するところからいう)ナトリウムの硝酸塩鉱物。組成式NaNO3 で各種の塩類を含む。白色・赤褐色・灰色・レモン黄色などで透明なガラス光沢をもつ三方晶系の結晶。吸湿性が大きく水に溶けやすい。窒素肥料・硝酸・火薬・ガラスなどの原料として多量に用いられたが、現在ではアンモニアや硝酸の合成工業が発達したので需要が減った。ニトラタイト。天然硝酸ソーダ。ソーダ硝石。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:第2版では、小藤・神保・松島『鉱物字彙』(1890)の例が早いのですが、さらに、2年さかのぼることになります。

著書・作品名:無機化学 後編

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1888年5月15日

著者・作者:丹波敬三

掲載ページなど:87ページ

発行元:島村利助