日国友の会

ちょうせん【朝鮮】

読者カード 用例 2019年07月05日 公開

2017年11月01日 古書人さん投稿

用例:朝鮮(テウセン) 琉球 大寃 東京 交趾
右ノ国ハ唐土ノ外ナリト云トモ中華ノ命ニ従ヒ中華ノ文字ヲ用三教通達の国也〈巻三〉
『増補華夷通商考』 1708年 西川求林齋
語釈:【一】朝鮮半島とその付属島からなる地域。東は日本海、西は黄海に面し、南は朝鮮海峡、北は豆満江と鴨緑江によって画される。伝説では檀君王倹の朝鮮に始まるが、中国の史書によると前三世紀、北西部に箕子(きし)朝鮮、つづいて前二世紀衛氏朝鮮が興り、のち漢の武帝が楽浪以下四郡を設けた。古来北方には沃沮(よくそ)・〓貊(わいばく)、南方に韓族が居住し、馬韓・弁韓・辰韓の三部数十国に分かれていたが、四世紀中頃高句麗(こうくり)・百済(くだら)・新羅(しらぎ)の三国鼎立を経て、七世紀末に新羅が統一を完成、国家体制が整備され文化が発展した。一〇世紀に高麗、一四世紀李氏朝鮮と、王朝が代わり近代を迎えた。一九一〇年、日本に併合され、四五年、日本の敗戦で解放されたが、のち、三八度線を境に分断され、四八年南に大韓民国、北に朝鮮民主主義人民共和国が成立した。五〇~五三年の朝鮮戦争を経て現在に至る。

コメント:解釈1の2の初事例です

編集部:第2版では、『続史愚抄‐三〇』応永五年〔1398〕八月三〇日付け記事の例が早い例としては添えられています。

著書・作品名:増補華夷通商考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1708年

著者・作者:西川求林齋

掲載ページなど:巻三、一オ(国会図書館デジタルコレクション)

発行元:薗田総合企画