日国友の会

そめいよしの【染井吉野】

読者カード 用例 2019年05月26日 公開

2017年10月16日 古書人さん投稿

用例:二、ソメヰヨシノ一名タキギザクラ これを吉野櫻ともいひますが、甚だ当を得ぬ気がします。
『実用園芸新書』 1908年11月22日 青木信一編
語釈:〔名〕バラ科の落葉高木。エドヒガンとオオシマザクラの雑種に由来するサクラ。生長が早く、花着きがよく華麗なため、最もふつうに各地で栽植されているが、樹の寿命は短い。高さ七メートルくらいになる。葉は楕円形で長さ五センチメートルくらい。花は一重、葉に先立って開き、初め淡紅色、後ほとんど白くなり、花梗や萼(がく)には若枝や若葉とともに軟毛がある。幕末に江戸染井(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋から出て、明治になって東京にひろまり、初めヨシノザクラといわれたが、吉野山には全く無いのでソメイヨシノと改名された。ヨーロッパ・アメリカにも移植されている。学名はPrumusyedoensis《季・春》

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2007年9月5日付けで、明治書院編輯部編『高等女子読本参考書』(1909)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:実用園芸新書

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1908年11月22日

著者・作者:青木信一編

掲載ページなど:401ページ

発行元:参文舎