日国友の会

うつる【移・遷】

読者カード 用例 2017年07月26日 公開

2017年07月13日 monoさん投稿

用例:思想と実生活とが融合した、そこから生ずる現象――その現象はいつでも人間生活の統一を最も純粋な形に持ち来たすものであるが――として最近に日本において、最も注意せらるべきものは、社会問題の、問題として又解決としての運動が、所謂学者若くは思想家の手を離れて、労働者そのものの手に移らうとしつつあることだ。
『宣言一つ』 1922年 有島武郎
語釈:〔自ラ五(四)〕〔一〕事物がある位置から他の位置に変わる。(3)権限や権力などのあり場所が他にかわる。

コメント:用例がないようなので、投稿します。<br />初出は、「改造」1922(大正11)年1月、とのことです。

編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。青空文庫からご投稿いただきましたが、『改造』掲載と同年に出た『有島武郎著作集.第15輯(芸術と生活)』(叢文閣)を国会図書館のデジタルコレクションで確認しました。原文の漢字を活かしつつも漢字は新字体に、仮名遣いは旧かなに修正し、おどりは開きました。

著書・作品名:宣言一つ

媒体形式:その他

刊行年(月日):1922年

著者・作者:有島武郎

掲載ページなど:95ページ〔『有島武郎著作集.第15輯(芸術と生活)』、1922〕

発行元:叢文閣