日国友の会

べんでん【便殿】

読者カード 用例 2018年05月03日 公開

2016年10月19日 古書人さん投稿

用例:尚ほ吉井社長の御先導にて同駅の便殿に入御在せらる〈雑況〉
『中外物価新報』 1884年6月26日
語釈:〔名〕天皇・皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃が行幸啓先で休息するために設けられた部屋。また、貴人などの休息のために建てられた御殿。便宮。びんでん。

コメント:読みは確定できませんが遡ります

編集部:第2版では、若月紫蘭『東京年中行事』(1911)から確例が引かれています。一方、「びんでん(便殿)」の方にも、木下尚江『良人の自白』(1904−06)からの確例が引かれているので、本来ならば、確例でさかのぼりたいところではあります。ただし、音によって意味が異なるわけでないことも確かなので、漢籍を「べんでん(便殿)」に寄せているように、和例で確例でないものも、「べんでん」に便宜的に寄せておきましょう。

著書・作品名:中外物価新報

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1884年6月26日

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発行元:中外物価新報