げんごにぜっす【言語に絶す】
読者カード 用例 2016年11月15日 公開
| 用例: | 越後はすべて清水の乏敷所にて、新潟などの水不仕用(=不自由)なる事、言語に絶たり。 |
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| 『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
| 語釈: | 程度がはなはだしくてことばでいいあらわせない。ことばで説明できないほどの光景である。ごんごに絶する。 |
コメント:岩波文庫では「絶」に「ぜつし」と振り仮名を付けている。
編集部:この時期、「げんご」か「ごんご」か揺れているので、できれば確例が欲しいところではあります。「げんご」では、尾崎紅葉『隣の女』(1893)が早く、「彼は実に言語(ゲンゴ)に断(タ)えたる醜貌(ぶをとこ)である」が引かれており、「ごんご」では、咄本『茶の子餠』(1774)が早く、「そのやうなたわけとも知らずにゐたが、ごんごにたへた畜生め」が引かれています。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫53ページ
発行元:岩波書店
