日国友の会

せいがく【正楽】

読者カード 用例 2016年11月15日 公開

2016年06月15日 探語老さん投稿

用例:後世の琴を弾ずるものは正樂にあらず、ただ流行のうたなどのみ調子するゆへ、
『西遊草』 1855年 清河八郎
語釈:〔名〕雅楽をいう。←→雑楽。

コメント:日国には「雅楽のこと。」とあるが、この例は違う意味になるらしい。

編集部:第2版では、『本朝文粋』(1060頃)と『集義和書』(1676頃)からの例が添えられており、後者には「天下の人心、正楽なき時は、必ず淫楽をこるものなり」とあります。一方、「雅楽」には、「(「雅正の楽」の意)みだらでない音楽。優雅で正式の音楽」とあります。

著書・作品名:西遊草

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:岩波文庫335ページ

発行元:岩波書店