日国友の会

ふゆざれ【冬―】

読者カード 用例 2016年06月16日 公開

2015年12月12日 monoさん投稿

用例:冬されの枯野(かれの)の草にぬく玉(たま)とみゆるは夜(よ)はの時雨(しぐれ)なりけり(297・元永元年十月十一日内大臣忠通歌合、雨後寒草、4)
『元永元年十月十一日内大臣忠通歌合』 1118年
語釈:〔名〕冬の、風物が荒れはててもの寂しい様子。また、その季節。《季・冬》

コメント:この歌合は元永元年(1118年)の成立とのことなので、さかのぼります。以下の和歌もありました。「冬ざれにうきたつ雲は小野山ややくすみがまの煙なりけり」(延文百首、藤原経顕、冬十五首、炭竈、1769)『国歌大観4』角川書店、1986年、568ページ

編集部:第2版では、『砌塵抄』(1455頃)からの例が早いのですが、さらに、337年さかのぼることになります。

著書・作品名:元永元年十月十一日内大臣忠通歌合

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1118年

著者・作者:

掲載ページなど:1848ページ〔萩谷朴『平安朝歌合大成 増補新訂 第三巻』、1996〕

発行元:同朋舎出版