日国友の会

きんぴらじょうるり【金平浄瑠璃】

読者カード 用例 2017年06月19日 公開

2015年11月17日 古書人さん投稿

用例:其頃、和泉太夫が金平浄瑠璃(きんぴらじゃうるり)とて専ら世に行はれたる操芝居あり、
『雑録 『暫く』の狂言(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)』 1895年12月20日 伊原青々園
語釈:〔名〕江戸初期、明暦〜寛文(一六五五〜七三)頃流行した人形浄瑠璃の一つ。江戸の和泉太夫(のち桜井丹波椽)、長太夫父子が語り出したもので、坂田金時の子に金平という架空の人物を設定し、その武勇譚を中心にした物語を語った。鉄棒で拍子をとり、人形の首を引き抜き、張り物の岩をたたき割るという荒々しい演出で、戦国遺風の残存した江戸の人気に投じ、上方にまでも及んだが、元祿(一六八八〜一七〇四)頃衰滅した。作者に岡清兵衛、作品に「金平天狗問答」「金平北国責」などがあり、歌舞伎の市川団十郎の荒事芸にも影響を与えた。また広く同様の性格の浄瑠璃を含めていう場合もある。きんぴら。きんぴらぶし。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:雑録 『暫く』の狂言(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年12月20日

著者・作者:伊原青々園

掲載ページなど:160ページ

発行元:博文館