日国友の会

ひた【直】

読者カード 用例 2017年06月16日 公開

2015年11月14日 古書人さん投稿

用例:美倉橋を渡れば旦那お安直参りませう、とひた勧めに勧める車夫を蒼蠅しと叱り飛して、
『雨中観楓(「文藝倶楽部」(第拾壱編)より)』 1895年11月20日 岩田鴎夢
語釈:〔語素〕名詞、またはこれに準ずる語、まれに動詞の上に付いて、それに徹したさまを表わす。(6)(5)に、同じ動詞を重ね、「…に…する」の形で、もっぱらその行為をする、はなはだしくする意を表わす。「ひた押しに押す」「ひた泣きに泣く」など。また、これを動詞化して「ひた走る」「ひた泣く」などとも用いる。

コメント:解釈6の初事例です

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、(5)は「主として、動詞連用形から変化した名詞の上に付いて、そのような動作がもっぱら行なわれているさまをいう。「ひた照り」「ひたおもむき」など」という解説になっています。

著書・作品名:雨中観楓(「文藝倶楽部」(第拾壱編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年11月20日

著者・作者:岩田鴎夢

掲載ページなど:212ページ

発行元:博文館