日国友の会

たまる【溜・堪】

読者カード 用例 2016年05月09日 公開

2015年11月08日 monoさん投稿

用例:霜枯(が)れの草の戸ざしのあだなれば賤の竹垣(がき)風もたまらず(雑廿首、山家、公実、1489)
『堀河百首』 1105-06頃年
語釈:〔自ラ五(四)〕(4)(堪)堪え支える。保ち続ける。こらえる。多く、下に打消の語を伴って否定の意で用いる。

コメント:さかのぼります。現代語訳は「~の竹垣は風も防ぎきれないよ。」となっていました。日国用例である玉葉集の和歌例もそうですが、和歌で使う「風+たまらず」は語釈3でよいような気がします。

編集部:第2版では、『宇治拾遺物語』(1221頃)からの例が早いのですが、さらに、115年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:堀河百首

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1105-06頃年

著者・作者:

掲載ページなど:272ページ〔『和歌文学大系15 堀河院百首和歌』、2002〕

発行元:明治書院