日国友の会

あめ【雨】

読者カード 用例 2016年05月09日 公開

2015年11月08日 monoさん投稿

用例:立ちとまり見てを渡らんもみぢばは雨とふるとも水はまさらじ
『古今和歌集』 905-914年 佐伯梅友校注
語釈:〔名〕(2)たえまなくたくさん落ちそそぐもの、身にふりかかるものをたとえていう。(ロ)物がたくさんふりかかること、あるいは、身に及ぶ行為が連続してふりかかるものをたとえていう。

コメント:既投稿のものよりさかのぼる用例だと思います。後拾遺和歌集にも「水もなく/みえこそわたれ/大井河/きしのもみちは/雨とふれとも」と「紅葉はの/雨とふるなる/木の間より/あやなく月の/影そもりくる」という和歌用例がありました(国文学研究資料館HPより)。

編集部:2015年10月23日付けで、『正治二度百首』(1200)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、86年はさかのぼることになります。

著書・作品名:古今和歌集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):905-914年

著者・作者:佐伯梅友校注

掲載ページなど:86ページ〔岩波文庫『古今和歌集』、1981〕

発行元:岩波書店