日国友の会

いろこい【色濃】

読者カード 用例 2016年03月11日 公開

2015年08月06日 monoさん投稿

用例:12 年ごとにいかなる露のおけばかも秋の山べの色濃かるらむ39 紫の根さへ色濃き草なれや秋のことごと野べを染むらむ(四・〔寛平五年九月以前秋〕是貞親王歌合)
『是貞親王歌合』 893年
語釈:(1)色が濃い。衣服の紫や紅などの色が濃い意にいうことが多い。

コメント:さかのぼります。千里集(大江千里集「句題和歌」)にも「はなをみて-かへらむことを-わするるは-いろこきかせに-よりてなりけり」という和歌があります(日文研HPの和歌データベースより)。

編集部:第2版では、『伊勢物語』(10C前)からの例が早いのですが、さかのぼることになりますね。

著書・作品名:是貞親王歌合

媒体形式:単行本

刊行年(月日):893年

著者・作者:

掲載ページなど:24~25ページ〔萩谷朴『平安朝歌合大成 増補新訂 第一巻』、1995〕

発行元:同朋舎出版