日国友の会

そめのこす【染残】

読者カード 項目 2015年10月28日 公開

2015年03月29日 monoさん投稿

用例:躑躅をよめる 経盛卿歌合けふぞ見るさぎさか山の白つヾじいかで佐保姫染残しけん(頼政集、春、一八ページ)
『頼政集』 1178-80頃年
語釈:〔他サ五(四)〕染めずに残す。

コメント:既投稿のものよりもさかのぼります。他に「やまひめや-そめのこすらむ-もみちはの-かけよりおつる-たきのしらいと」「そめのこす-かきりはまつに-あらはれて-もみちいろこき-あきのやまのは」(新続古今集~日文研HPより)などの和歌もあります。

編集部:2013年2月13日付けで、竹田さんから、中江克己『お江戸の職人(エリート)素朴な大疑問: 今に伝わる「技」から「粋」で「いなせ」な暮らしぶりまで』(2009)からの例をご紹介いただいていますが、かなり昔から使われていたことになりますね。

著書・作品名:頼政集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1178-80頃年

著者・作者:

掲載ページなど:100ページ〔『日本歌学全集 第八編』、1891〕

発行元:博文館